本当にゲームでした
就活はゲームだ、と言われます。
これまでに読んだ複数の就活本の中にも、これが書かれていました。
「は?人生がかかっているんだぞ!!」と思われた方。
その通りです。ゲームをするときのような感覚で臨むべきではないと、私も思います。
ただ、構造を考えてみると、就活はゲーム(戦闘系)に似ていると自分の経験からも思いました。
この記事では、ゲームに例えて、就職活動の戦略を考えていきます。
武器はエピソード
面接官を敵(相手)だとすると、まず、武器はエピソードです。
自己PRでいくら「私は主体性のある人間です。常に、自分の頭で考えて行動しています」といっても、相手はピンときません。
ここでエピソードをもっている人は強いです。
・アルバイトで業務改善のための仕組みを考えました
・こういう所に問題意識を感じ、起業しました
・練習メニューを大幅に変えることを提案し、その提案のおかげで全国大会に出場しました
こんな話をすれば、主体性があることが伝わると思います。
エピソードは、分かりやすく自分を伝えることができるのです。
そして、武器は強ければ強いほどいいです。
弱いと、「伝え方」を工夫して工夫して、なんとかカバーしなければならないです(経験談)
まだ就活が始まっていないという人は、(エピソードを作るために、というのはいやらしいですが、)周りに必要とされるような生き方を心がけてみてください。
防具は自己分析と企業分析
とはいえ、エピソードさえ用意していれば面接で勝てる、とは限りません。
相手の面接官は、こちらの意表を突く質問をしてきます。
「この会社の良いところと悪いところを教えてください」
「君を色に例えると?」
「なんで○○社(同業他社)じゃなくて、ウチなの?」
こんな質問は、自己分析と企業分析がきちんとできていないと、厳しいです。
相手の攻撃に対する防具を、キチンと強化しておきましょう。
そして面接の最後にある逆質問でも、企業研究がしっかりできているとトドメの一撃をお見舞いすることが出来ます。
全てを狂わせるもの。それは感謝と敬意の欠如である
いくらエピソードが完璧でも、いくら自己分析と企業研究が入念になされていても、いくら優秀でも、これ一つの欠如で致命傷となる、というものがあります。
感謝、そして敬意です。
貴方が生意気すぎれば、面接官に「こいつと働きたくないな」と思われます。
貴方の敬語がまるでダメであれば、面接官に「こいつをお客様の前に出すことはできないな」と思われます。
大切なのは、時間を割いて自分の話を聞いてくれている面接官に「心から」感謝し、自分が興味をもった企業ですでに働いている人生の大先輩たちに「心から」敬意を払うことです。
「心から」それが出来た時、もはや面接官は敵ではなくなっているでしょう。
必死にあなたの良いところを探そうとしてくれるはずです。
面接はゲーム。エピソードで攻め、自己分析と企業分析で守る。感謝と敬意は、敵を味方にしてしまう。
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かきあげ。
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