大学3年間で500冊本を読んで、本に人生を豊かにしてもらい、「もう出版社以外には就職したくない!」と思っていた筆者が出版社で全敗。
落ち込んでいたときに救ってくれたのは、やっぱり本でした。
マニュアル人間になりたくないからと、就活本を侮ることなかれ。
私の場合ですが、本当に就活本のお陰で、心から入社したい!ここでなら一生働きたい!と思った企業をみつけ、そして複数回の倍率の高い(と思われる)面接を突破し、内定を頂くことが出来ました。
もし一冊も就活本を読まずに就活をしていたらと思うと、、、正直ゾッとします。
ここでは私を救ってくれた就活本たちを紹介していきます。
その前に
就活生の方は、申し訳ないですが、下にスクロールして小見出しのところまで飛ばしてから読んでください。大学1~3年生に伝えておきたいことがあります。
もしあなたがまだ大学3年生以下だとしたら、是非ともいろんなジャンルの本を読んでください。
面接というフィールドでは、本を読んでいるというだけで評価されます。
そして、経営者や優秀なビジネスマンが書いた本から引用して面接で話すことが出来ると狂喜されます。
概して、本を読む人は向上心が強く、それはつまり、仕事ができるようになる可能性が高いということだからです。(勿論、例外はあるでしょうが)
そして、面白いことに面接が進めば進むほど、本を読んでいることが評価されやすくなります。
なぜなら、面接をしてくれる相手の役職は、一次面接、二次面接と進むにつれだんだん上がっていき、上の人ほどよく本を読んでいるからです。
やっぱり人は、自分と共通した何かを持っている人と働きたいと思うものなのでしょうか。
また、本を読んでおくと強いエピソードを創ったり想定外の質問に対応したりするための思考力や、分かりづらい相手の質問の意図をくみ取る理解力・想像力も鍛えられるので、就活で勝ちたい大学3年生以下の人は、ぜひ色んなジャンルの本を山ほど読んでおいてください。
私を救ってくれた5冊の本
前置きが長くなり、失礼しました。
以下に私を救ってくれた就活本・サイトを載せておきます。
忙しい人でも1~2時間で読めるものだけを選びました。
就活の本質を学ぶことが出来ます。
ちょっとやりすぎじゃない?と思うようなことが書かれた本もありますが、私自身、本当に助けられた良書たちです。
人生の教科書 HappyLifeStyle(水口貴博)
これは、人生において役立つことを沢山書いてくれているブログで、就活についての記事も非常に参考になります。
本じゃないんかーい。そうです。ブログです。完全無料です。
ただ、このブログの運営者である水口貴博さんはご自身の記事のことを「本」と呼ばれているので、わたしは嘘をついたわけではないです(言い訳)。
わたしは就活という人生がかかった場での情報収集がインターネットでいいものかと思っていましたが、このサイトは私が読んだ10冊以上の就活本と照らし合わせても共通する部分が多く、質の高い情報を無料で発信してくれています。本を買うお金も読む時間もないという人におすすめです。
「PRするネタがない」と悩んでいる人のためのすごい自己PR作成術(阿部淳一郎)
いよいよ本です。ただし最高に読みやすいものばかりですので、どうか肩の力を抜いて。
この著者は「就活ですごいエピソードは必要ない」と書いています。私は最初、半信半疑で、「そんなの建前では?」と思っていました。
でも、本当に、(少なくとも私の就職活動では)必要ありませんでした。私はすごいエピソードを、面接で話した試しがありません。
勘違いしてほしくないのですが、企業が欲しいのは自社に利益をもたらしそうな人であり、凄いエピソードを持っている人ではないのです。
本当に小さなことでもいいから、企業に好印象を持ってもらえそうなエピソードを、わかりやすく、情熱をもって話す。それだけです。
また、相手を知り、自分を知ることを、本書が教えてくれました。
就活で君を光らせる84の言葉(千田琢哉)
私の敬愛する文筆家・千田琢哉による、厳しいながらも愛の溢れる就活本です。この作家は本質を射抜くチカラが凄まじく、そしてそれを非常にシンプルに読みやすい形にして読者に発信してくれています。
また、この方はビジネスパーソンとしても第一線で活躍されていたこともあり、就活についての本だけでなく、他ジャンルについて書かれている本もおすすめです。
わたしは、某銀行の集団面接で「尊敬する人は?」と聞かれた時、周りの学生が身近なひとを答えている一方で、ひとりだけ「まだ出会ったこともないのですが、千田琢哉を尊敬しています」と答えていました。
そしてまとめに「万物から学び取ろうとするこの人の姿勢は、私にとっても非常に勉強になります」と言ったところ、面接官がにやりと笑い、「君本読むんだ。いいねえ」と仰いました。
まだ3年生以下だという人は、ぜひ就活以外の本も読んで、もし気に入ったのなら、千田琢哉さんが書いたおよそ160冊の本を、しゃぶりつくしてみてください(この著者独特の言い回し)。
面接の達人 バイブル版 (中谷彰宏)
新卒の時は博報堂の内定を勝ち取って入社され、また作家として1000冊以上の書籍を出している、トンデモナイ人が書いた本です。
ただ、上で紹介した千田琢哉の本と同様に、非常にシンプルで、わかりやすい。
メンタツの素晴らしいところは、この本が就活をシンプルにしてくれることにあります。
著者・中谷さんはこういいます。
面接で言わなければならないのは、「自己紹介」と「志望動機」の2つだけ。
「自己紹介」だけでも通る。
この2つだけ言っていれば、面接は通ります。
どんな雑談のようなことを聞かれても、「自己紹介」か「志望動機」で返すんです。
「会場までどうやってきたの?」も、「両親はどんな人?」も、
あなたのこと(自己紹介)を知りたくて聞いていると思ってください。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひメンタツを読んでみてください。
就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定 (トイアンナ)
就活をゲームのように考えたい人、戦略的に戦いたい人には強い武器となります。というか、全ての就活生の強い武器になります。
また、網羅的なのもこの本の特徴です。
就活の基礎知識、自己分析、エントリーシート、OBOG訪問、面接と、就活全般のことをわかりやすく、著者独特の言葉で書いてくれています。
たとえば、
面接官は「情緒不安定なラノベのヒロイン」と心得よ
と著者・トイアンナさんは書いています。
「好き?」と聞かれて「好きだよ」と答えるくらいでは、あなたの恋人は不安でたまらなくなってしまう。
「理由を答えなければならない。しかも、表層的な理由ではなく、実体験に基づく具体的な理由を答えなければならない。」ということを、とてもわかりやすく表現してくれていますよね。
私の場合はこの本は最終面接直前に買って読み、好印象を受けやすい逆質問の例に救われました。
運命の就活本を見つけたら、あなたは無双している
自分にピッタリな一冊に出会い、無双してきてください
以上の5冊はどれか一冊でも孤独な就活生の強い味方になってくれるので、本当にオススメです。
ただ、どれが一番いいかと聞かれても、それはお答えできません。
一番いいのは、書店に足を運んで、パラパラと立ち読みしてみることです。
そのなかで、一番簡単だなと思った本を選んでください。間違っても、見栄で難しい本を選んではダメです。
読めないからです。
貴方にとって一番簡単な本、それこそが、貴方にとっての運命の本です。そんな本命に出逢うために、ぜひ本屋に足を運んでみてください。
そして、しっかり本を読んで対策し、最終面接で社長さんと楽しく話している自分をイメージできれば、もう内定はすぐそこです。
ご閲覧、有難うございました。貴方の就活を応援しています。
かきあげ。
以下、読むだけで内定体質に近づく記事



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