結論 面接で答えるべきことは〇〇〇〇のみ
忙しい人のために結論から言います。
面接において、すべての質問は「自己紹介」を聞いています。
例外はありません。すべてです。あらゆる質問はあなたを知りたくて聞いています。
もう少し細かくいうと、面接官は「あなたはどんな人か?」「何ができるか?」「人生で何をしたいか?」を聞いたうえで、自社との相性を見たいわけです。
自己紹介以外のことを話している時間は、短い面接時間にはふくまれていません。
これを常に意識しておくだけで、あなたは大きく外れた回答をせずにすみます。
面接官に、「こいつ、質問の意図をわかってないな」と思われずに済むのです。
この心得が無かった私の失態
さて、こんな偉そうなことを言っている私も、2か月前の某出版社での集団面接は、「自己紹介をしてください」という質問に対し、自分の学校名・名前と、ゼミの内容だけを簡単に話しただけで終えていました。
「このバイトってどんな内容だったの?」という質問を額面通りにうけとり、「こういう内容でした」と答えていました。
その結果どうだったか?
面接官の表情は曇り、唇は結ばれ、それ以上深掘りはされませんでした。
数日後届いたのはもちろん「お祈りメール」。そう、私を含めた就活生が一番恐れているアレです。
孤独で就活本を読み漁る日々
大学とは別の地域で就活をしていたわたしの周りには頼れる友人もおらず、3月~4月の前半は毎日死にそうな貌で就活本を買ってきては読み、買ってきては読んでいました。
そして、その冊数が10冊を超えた時、だんだんと、
「就活の本質」が見えるようになってきました。
それが、冒頭で述べた「すべての質問は、あなたの自己紹介を聞いている」というものです。
面接官は、あなたが大学時代にやってきたことに興味がありませんし、あなたの趣味なんてもっとどうでもいいです。仕事なので、社会人として傾聴してくれているだけです。
でも、落ち込むことはありません。
面接官はあなた自身(You Yourself)を見ようとしてくれているんです。そう考えると、ちょっと嬉しくなりませんか?
では、どう自己紹介すればいいのか
ともあれーー
では、あなた自身を伝えるためにはどうしたらいいか?
5WIHです。そして、その中でもとくに
WHY(なぜその行動をとったのか)、
HOW(どのように考えて、どのような行動をとったのか)という事を、ひたすら伝え続けることです。
そして、この1W1H(WhyとHow)がその企業と相性のいいものであれば、きっとあなたとその企業は結ばれます。おめでとうございます。
逆に言うと、
「相性はいまいちかもしれないけれどどうしても入りたい!」
という企業があるなら、その企業の求める人材を把握して、それに当てはまる1W1Hを含んだ、あなた自身のエピソードを用意しておくことです。
どんな質問が来ても、用意したエピソードに繋げる
面接時間の長短にもよりますが、エピソードは最低でも2~3個用意し、しっかり話せるように練習しておくことをお勧めします。
そして面接のときは、どんな質問がきても、その用意したエピソードにつなげる練習をしておいてください。
「志望動機は?」にも、
「長所と短所は?」にも、
「あなたを動物に例えると?」にも、
「挫折経験は?」にも、
「ご両親の好きなところと嫌いなところは?」にも
あなたが用意したエピソードとつなげられるよう、工夫を凝らしてエピソードを練って下さい。
饒舌に話すコミュ力も、相手を笑わせるユーモアセンスも全く必要ありません。(残念ながら、私はどちらももっていません。)
つなげる力を磨いて、どんな質問にも企業とマッチするエピソードで答えられるようにしておくこと。これが、面接の勝ち筋です。
キーワードは「自己紹介」と「つなげる力」。あらゆる質問に対し、その企業にとびきりマッチした自己紹介を。1W1H(なぜ、どうやって)もお忘れなく
最後まで読んでくださった方、有難うございました。
応援しています。どうか自信を持って、しかし謙虚に相手への感謝を忘れず、面接室のドアを3回ノックで開いてください。
かきあげ。
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