アマゾンは共食いを恐れなかったから成功した

今やAmazonを知らない人はいないでしょう。

そして、Amazonのお世話になっていない人も、むしろ少数派になりつつあるかもしれません。

そんなアマゾンの経営は独特で、その中でも有名なのが

カニバリゼーション(共喰い)を恐れない、ということです。

アマゾンの共喰い推奨文化

少し詳しい人なら知っていると思いますが、アマゾンは書籍販売サイトとしてスタートしました。

そして取り扱う商品を本に限らない「エブリシングカンパニー」に。

ここまではいいんです。

書籍販売で蓄積したノウハウを書籍以外にも活用できたのだと思います。

問題は、Kindleです。

なぜKindleが問題かというと、これまでの紙の書籍販売と共食いをするからです。

Kindleが流行れば、つまりこれまで紙の本を読んでいた人が電子書籍に移行すれば、当然ながら紙の書籍販売の業績は悪くなるでしょう。

しかし、アマゾンのCEOであるジェフ・ベゾスは、共喰いを恐れませんでした。

彼は書籍販売部門の幹部をKindle部門に異動させるとき、こう言い放ちます。

「君は(きみたちが)これまでやってきた事業をぶち壊すつもりで仕事に臨んでほしい。
物理的な本を売る人たち全員から職を奪うくらいのつもりで丁度いい。」

こうしてアマゾンはKindleに踏み出しました。

そしてKindleは、電子書籍でトップを走っている。

有料、無料を問わずに電子書籍を利用していると回答した人に、利用している電子書籍サービスやアプリを聞いたところ、「Kindleストア」が24.2%で最も高く、2位は「LINEマンガ」が23.3%、3位は「楽天Kobo電子書籍ストア」が12.4%、4位は「少年ジャンプ+」が12.0%、5位は「comico」が10.6%で続いています。上位は、電子書籍ストアやマンガアプリが混在しており、定額制読み放題サービスや投稿サイトもランクインしています。

インプレス総合研究所『電子書籍ビジネス調査報告書2019

もし共喰いを恐れて参入が遅れていたら、他の会社が電子書籍市場を席巻し、Amazonの紙の書籍市場はもっと他の企業に食われていたかもしれない。

毎日Kindle Paperwhiteで読書する自分としては、キンドルが登場してくれて本当によかった。

破壊的イノベーションを起こしたいなら

あなたはこれまでやってきたことに固執して、新しい分野に踏み出せない、ということはないだろうか。

サンク・コスト(埋没費用)に気を取られ、前に踏み出せないということはないだろうか。

あなたの人生を劇的に変えるような破壊的イノベーションは、現在の延長線上には残念ながらない。

延長線上にあるのは、緩やかな、段階的な成長だけだ。

もちろん、緩やかにでも成長していくことは、とても素晴らしいことだ。

でも、もし、現在の延長線上に希望がなく、なにか自分の人生を変える糸口を見つけたければ、なにか新しいことをやってみよう。

運動したことない人は、とりあえず散歩をしてみよう。

恋愛をしたことがない人は、異性を食事に誘ってみよう。

引越しをしてみよう。

食生活を変えてみよう。

 

 

 

 

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