疑問を持ちながらやっても、効率が下がる
これ、本当に自分に向いているのかな?
仕事をしていると、あるいは資格勉強などをしていると、このように疑問を持ってしまうことも少なくないと思う。
確かに、今やっていることが自分に向いているかどうかを考えてみることは大切なことだと思う。
相撲取りに向いている人間がマラソン選手を目指すべきではないからだ。(逆も然り)
ただ、だからと言って、「これは向いているかも」と思ったことについても、いつまでも「いや、やっぱり向いていないんじゃないか」などと考えていると、キリが無くなってしまう。
ある程度の期間やってみないと、面白さや適性がわからないこともある。
では、どうすればいいのだろう。
この記事では、とっておきの方法をご紹介する。
カレンダーに書いておく
例えばあなたが詳しくなりたい分野があったとする。
英語、数学、歴史などでもいいし、オンラインゲーム、競馬、カバディなどでもいい。
そして、それに置いて、人よりも詳しくなるためには、どれくらいの時間がかかりそうかを考えてみる。
数学だったら1年、カバディだったら1か月など、ジャンルによって期間が変わってくると思う。
そして、期限をカレンダーに書き込む。
期限を設けて、その期間は猪突猛進せよ
そして、その期間だけは「これでいいのかな」と疑いの心を持つことなく、一心不乱にそれに打ち込んでみるのだ。
自分の空き時間全てを、それに費やすくらいの気持ちでちょうどいい。
私に向いているかな、という心理状態でずっと勉強し続けるのは難しい。
とりあえず「やる」と決めてしまうことで、集中力が上がり、打ち込む時間も増え、結果的に効率よく成長を感じられると思う。
期限日が来たら、また悩めばいい
期限日が来るとはっきりすることが2つある。
一つ目は、自分がそれを好きかどうか。
二つ目は、それが自分を好いてくれるかどうか。(自分に向いているか)
この2つでイエスが出たなら、ぜひ続けてみて、もっと詳しくなってほしい。
一方で、
どうも努力が苦痛だったな。
かけた時間のわりに成長できなかったな。
とおもった場合には、きっぱりと諦めて、ジャンルを変えてみるのがおすすめだ。
せっかくここまで勉強したし……と固執しない
ここまで勉強したから、他の分野に行ってしまうとこれまでの分がもったいない。
そう感じるのは当然だと思う。
しかし、その考えがもったいないと、私は思う。
経済学に「サンクコスト」という概念がある。
サンクコストとは、既に費やしてしまって回収できないコストのことだ。
経済学では、これから意思決定をする際にサンクコストを考えることは、不合理とされる。
ここでいうサンクコストとは、あなたが勉強に費やした時間や労力のことだ。
勉強自体は素晴らしいことだが、これに縛られてしまうと正しい判断が出来なくなってしまう。
それに、これまであなたが勉強したことは、他の分野の勉強でも、間接的に必ず活きてくる。
だから、期限が来てまだ、「あまり向いていないな」と思うのであれば、ぜひ土俵を変えることを考えてみてほしい。
きっと他の大好きな勉強に出逢う事だろう。
かきあげ。
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